リップバームとは?クリームとの違い解説
リップバームとは、リップクリームのように唇の乾燥や荒れを防ぐための薬用品です。
スティックやチューブ状になっている製品が一般的で、中には軟膏のように指で唇に塗りつけるタイプのものもあります。
形や見た目がリップクリームとよく似ているために、リップバームと意識せず使っている人もあるかもしれません。
この2つのアイテムの間には、どのような違いがあるのでしょうか。
まず、含まれている油分の量が違います。
バームのほうが油脂の量が多くて質感がまったりとしているのです。
そのため、肌への密着力が強く水分の蒸散を防いでくれるので、クリームタイプよりも保湿力は高くなっています。
対してリップクリームは水分と油分が適度に混ざりあった状態のもので、バームタイプよりも質感がサラッとしています。
また、リップバームには色付きのものも多く商品化されているのも特徴的です。
リップクリームの中にも色付きのものはありますが、発色はさほどはっきりとしていません。
バームタイプの方は油分の影響で発色が鋭いので、そのまま口紅の代わりとして使っている人もいるほどです。
バームタイプのケア製品を使うことのメリットは、ひどい唇荒れにすぐ対応できることにあります。
気になるガサつきをすぐ直したい人に向いているといえますね。
しかし、反面べたべたするのが気持ち悪いと感じることもあるかもしれません。
そういうときはクリームタイプを使ってまめにケアすることを心がけたほうがいいでしょう。